更新日:2010年09月17日11:27:55
JAXA筑波宇宙センター視察
9月14日火曜日
JAXA(宇宙航空研究開発機構)筑波宇宙センターへ視察に行って参りました。
個人的見解ですが、あまり一般には馴染みの薄い施設と認識しておりましたが、ここの所の衛星「隼」のプロジェクト成功も大きく影響し、各方面の視察団が来場し、なかなか予約の取れない状況とのこと。
当日は、皇室関係者の視察と重なってしまい、残念ながら、視察プログラムの変更を余儀なくされてしまいました。
しかし、初めて参加させていただいた私にとっては、全てが新鮮であり、勉強になりました。
我が国の科学技術の結集である人工衛星の開発については、世界に誇れる部分は充分あると感じました。
ロケットの開発技術や宇宙ステーション等にてミッションを遂行するクルー達の着用する「いわゆる宇宙服」の開発技術は 先進大国の協力を得なければならないというのが現状であります。
担当スタッフの方より、色々と説明を受けた感想ですが、宇宙開発とは、思想、原理を越え 西側諸国と東側諸国とが互いに連携して初めて遂行できるプロジェクトであります。
そして、この技術開発の結果が、我々の便利な日常生活に反映されております。
多額のコストやリスクを分散させる為にも、さらに広範囲の諸国と連携をする必要性を感じました。
その反面、問題点としては、情報管理の緩い我が国にとっては、他国にハイテク技術等の漏洩が懸念される所でございます。