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食工房 NO-RA

江戸末期に建てられた自宅を食工房にしました!

更新日:2011年06月08日16:29:42

店作り vol 2

パテ塗り(下地作り)

二月から自宅の約30坪を解体、店作りを始めました。自宅は概ね、築150年くらい、約50坪の平屋です。昭和24年にカヤ葺き屋根の家を土瓦に改修、その後55年に三州瓦に葺き替え、家の造作も多少、手を入れ、現在に至りました。店舗用の30坪は田の字形の4部屋と廊下、ゲヤを充てました。実際改修が進むと若干広すぎの感は有ります。まっ、ぐだぐだな店作りにはスペースはあるほうが良いかな?と妄想をめぐらしてます。

店作り 下地作りと塗装は店の大方のイメージが出来る大事な作業です。荒井塗装工業の荒井さんは仕事の丁寧さとそのセンスが抜群でした。
梁の磨きだし 塗装が終了、梁に乗っていた足場を外して、梁を磨きました。鋼線のワイヤでできたカップブラシを使って磨きます。梁は松の木をチョウナ削りで仕上げた150年くらい前の古い時代のものです。
ブラシを使っていると、松ヤニが石化しているのか、火花が散りました。埃と煤に塗れた梁を磨き出す作業はなかなか困難な仕事でした。店舗にしたスペースの3/5は30年くらい前に父が茶の間と台所を改装(自分で)した時に磨き出したものです。今回はそんな父への思いもあって、私も自分で磨きました。親父も大変だったろう、とつくづく感じ入りながら汗と埃に塗れて私も磨きました。
調理及び照明器具等の設置 店舗も調理器具、照明器具等、器具付けの段になると概ね完成に近づきます。それは追い込みの次期でもあります。私的には作業の気合が足りない
と少し不満でした、が。監督に気合を入れました!
そして店はオープンしました。 外壁(木張り)の塗装、前庭の砂利入れがまだ、でしたが4/23日のオープンに向けて無理やりオープンする事にしました。
ps 4月23日(土)は大雨、強風の凄い日でした。でも、ものは考えようで、明日からはこれ以上の
良い天気だろうと・・・・・・。

塗装終了

オープン準備

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