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一般社団法人 小山青年会議所

更新日:2019年01月08日22:18:47

2019年度理事長基本方針

理事長基本方針

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

はじめに、青年会議所が日本にできた経緯は、戦後の復興の最中、青年達が世の為、人の為と何かをしなければと活動していました。その後、各地の青年達が深い共感を覚え青年会議所が次々と誕生し、時代が違えども世の中の為に行動するという信念を持った青年達が【明るい豊かな社会】の実現のために活動してきました。
そして1969年、初代板橋一好理事長を初めとされますチャーターメンバーの熱き想いと、佐野青年会議所様の力強いサポートにより、全国で427番目のLOMとして小山青年会議所は誕生しました。半世紀の長きに渡り先輩諸兄の努力と行動力により、この小山に存続し様々な青年会議所活動や運動を展開して参りました。その想いを受け継ぎ、晴れてこの度50周年を迎えることができました。

青年会議所とは、【修練】【奉仕】【友情】の三信条の基、活動しています。私たちは受動的ではなく能動的で最終的には個人の意思で入会しています。能動的な志であるからこそ、リーダーシップを基調とした修練に励み、社会奉仕及び、共に活動する仲間との絆をより強めることができます。そして、事業を行うには、どのような背景があり、その事業の目的は何か、目的を達成するために必要な手法をどうするのかを軸とします。「声の大きな人」に引きずられて決定することがないため、優れたアイデアが生まれ実行するので個々の成長に影響をもたらす最高の組織です。

今後、【明るい豊かな社会】の実現に向けてさらなる発展をしていくには、未来へと向かう力強い思いと忍耐強い弛まない努力、そして豊かな発想力が必要であり、それを基に行動していく力が必要です。この日本において少子高齢化による人口減少、震災からの復興などの様々な問題がありますが、ここ小山市においても少子高齢化による人口減少は避けられない問題です。現在は、小山市の人口だけでみると増加傾向ですが、市外も含む生活圏・経済圏の単位で考えれば確実に人口が減少しております。ただ、問題なのは人口減少そのものではなく、人口減少社会に見合うまちづくりとは何か、その中でも持続し発展を遂げる地域とはどのような地域か、その答えが明らかでないことであります。かつての経済成長・人口ボーナス時代の考え方や手法では地域活性の成果は得られず、現状を維持することもできません。私たちは市民と共にその点を理解し、過去の常識や成功事例に縛られず、柔軟な発想を持ち新たな価値や新たな変化を生むべくチャレンジしていかなければなりません。

第50代理事長として、人それぞれに必ず役割があり、無駄な存在や不要なキャラクターなどいないのだと信じています。同じ時代に生を受け、青年として今を共に生きているのです。そしてせっかく青年会議所があるのだから仲間一人ひとりが自分を最大限に表現し、その個々の力を結集し、小山青年会議所として【明るい豊かな社会】の実現のために本気で行動すればまちは変わり、知らず知らずに市民に認知され共感を得られるはずです。何事にも一生懸命な青年が集うまちこそ【明るい豊かな社会】だと私は信じています。どうぞ宜しくお願いします。