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一般社団法人 小山青年会議所

更新日:2016年12月13日19:11:38

2017年度理事長基本方針

理事長基本方針

  我々は胸を張って活動しているだろうか。
  我々はこの現状に甘んじてはいないだろうか。
  地域の未来を語るその背中は、頼りにされているだろうか。

2007年に小山青年会議所に入会し、「明るい豊かな社会の実現」を目指す運動に身を置き、様々な経験や尊敬できる先輩諸兄の存在に自分自身も真似て、青年期の自分というものを形成してきました。初めは、日本をこうしたい、まちをこうしたい等の崇高な理念でのスタートでなかった為、組織を理解出来ず、正直好きとは言えなかったJCというものに、いつしか助けられ、時間が経つにつれ仕事とJCを両立し、いつの間にかJCが無ければ今の自分は存在していなかったと思う様になり、
「人との出会いは偶然ではなく必然。出会う人には出会うべくして必ず出会う。」
そんな言葉も今は説得力を持ち、自分を成長させてくれた組織への感謝の念を、会員拡大という形で次の世代へバトンを継承したい。

【共に学ぼう】
今、どれだけの会員が自信を持って活動の内容を会社の仲間や家族に話しているだろうか。大切な時間を割き、送り出してくれる会社の仲間や家族は、我々に何を期待しているのであろうか。全ては、我々が地域や企業の発展に寄与できる器を学び、大きな人財へとなるべく、送り出してくれているのではないだろうか。
『経営者の器以上の組織にはならない』
以前、JCを通して感銘を受けた言葉であるが、JCは様々な修練を与えてくれる場であり、青年経済人としてどの様にこの社会と向き合っていくか、そんな苦悩を共に考え、共に成長出来る機会もJCなのではないだろうか。

【地方創生  運動発信を】
  小山市は、県内と比較しても若い世代が多く、「人と企業を呼び込む施策」によって人口も増加傾向にあるが、そのまま何もしなければ将来的に小山市においても人口減少社会
の影響を受けることが考えられるだろう。地域の魅力を伝えるのは我々です。我々が行動を起こし、行政や他団体と手を取り合い、熱い活力ある小山を発信していき、地域社会と真正面から向き合い、地域づくりを問う好機に変えていきたい。
また、2016年から選挙権もこれまでの「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられ、若者の声が政治に反映される機会を得るだけでなく、これまで最も投票率の低い世代からのボトムアップによる一票によって、このまちを良くしたいという高まりを喚起していくためには、中立公正な立場であるJCの存在がこのまちに必要不可欠であると考えます。
『JCがこの地域にあってよかった』
そんな風に想ってもらえる為に、青年としての英知と勇気と情熱を。

【子どもを想う】
一番身近にいる子どもが、この世に生まれて良かったと思ってくれているのだろうか。
子どもは未来を明るく描けているのだろうか。
青少年育成は、我が子への深い愛情と、命がけで守り抜くという強い信念から始まると思います。地域に伝わる伝統や文化、地域に根付いた教育、それを通し、子ども達はこの地域で生きる喜びを感じ、育っていくのではないでしょうか。
我々は今を生きる青年経済人であると同時に、多くは次代を担う子ども達の親であり、また子ども達を正しい方向へ導く責任世代であると思います。

〜暗いと不平を言うよりも自ら進んで明かりを灯しなさい。
誰かがやるだろうということは、誰もやらないということを知りなさい〜
(マザー・テレサ)

全国的な会員数の減少も伴って、我々小山JCの組織も会員が減少し、弱体化しているという事は否めません。だからこそ小山JCの原点に立ち返らなければならない。
なぜこの地に小山JCはあり、誰の為に存在するのか。
なぜ47年前、先輩諸兄はこの地域にJCを創ろうとしたのか。
我々の『誇りある組織』を弱体化させず、加速させよう。
だからこそ、今後も継続できる組織とはどんなかたちなのかを考え、組織の軸としてそれを成し得ることができれば、私自身が多くの宝物を受け取ることができたように、メンバー一人ひとりにおいても「小山JCの一員で良かった」と、誇りを感じられるようになるのではないでしょうか。
世のため、人のため、地域社会のために運動を展開していくためには、一人ひとりが能動的で、かつ情熱とプライドを胸に行動を起こし続ける事が重要であります。
傷を嘗め合う組織ではない。共に継続出来る組織へと変革する為、青年会議所活動を行って参りましょう。