ホーム一般社団法人 小山青年会議所 > 2015年度理事長基本方針

一般社団法人 小山青年会議所

更新日:2015年01月07日21:27:30

2015年度理事長基本方針

理事長基本方針

リーマンショックや東日本大震災を経験し、数年を経た今もその爪痕は混在し、私達の身近でもその影響は小さくありません。一方で2020年に東京オリンピック開催が決定し、今後の景気回復のきっかけとなる出来事もありました。今日では通信技術やコンピュータの技術革新は飛躍し、携帯電話は小さなパソコンの役割を果たしています。先にはウェアラブルコンピュータという考えや機器が浸透し、更により良い生活が期待されています。無料電話やチャットなどが簡単にでき、世界中の人々と時間やお金を気にせずに情報交換ができるようになっています。
  商売の考え方も転換期を迎えています。日本を代表する有名企業の製品が身近に使われていることは、つい何年か前のことであり、今まわりを見渡すと海外企業の物があふれていることは周知のとおりです。海外企業の考え方に圧倒されているうちに、今までとは全く違った考え方の製品が次々と生まれ、すごいスピードで普及されています。
自分の都合ばかりを優先し、他人や家族との関わり方が粗悪になっている事例も多く耳にします。一人ひとりに余裕がなく、温かい思いや行動で家族や周囲と関わりあえる環境が作りづらくなっています。
  人々の嗜好や考えに違いがあっても誠実さをもって認め合い、競い合うことで「明るい豊かな社会」への道は開かれています。
  このような時代だからこそ「明るい豊かな社会」の実現に向かって小山青年会議所の活動が不可欠であり、存在を再認識していただけるタイミングであると私は考えます。地域の中で思いや考えだけでなく行動として起こせる活動ができ、力を発揮できる団体だからです。活動を通してお互いを認め合い、そして磨き合いながら地域のリーダーとして成長していきましょう。また、子供達の育成を考え活動し、心の成長を助けながら地域社会へ触れ合い、共に成長すべく、活動しましょう。
  設立当初から45年間、多くの諸先輩が小山青年会議所の活動に関する思いは引き継がれ今があります。メンバー会員数が減少している中ではありますが、この思いを胸に活動することで後輩に思いをつなげていけるはずです。
人類の故人たちから学ぶ数々の歴史から私が参考にした出来事に、中国の有名な話で三国志「三顧の礼」と言う出来事があります。自国に人材を引き入れるために君主自らが訪問し、自分の為に君主自ら足を運んでくれたことに感謝を感じると同時にこのような国の君主と一緒に国の為に命を共にしたいと仲間に加わったという話です。理事長自らが現場の陣頭に立ちながら自らが最初に行動することで好転軌道に導けるよう行動していきます。
  自分が行っていることに自信が持てないことや一歩踏み出せない時があります。小山青年会議所で行っている活動は必ず自分の血となり肉となります。振り返ってみると今まで活動してきたことが、今の自分のやっていることの基礎になっていることに気付きます。勇気を持って積極的に一歩先に踏み出しましょう。その一歩が必ず身になることを確信できるはずです。
  私達の活動を通して地域がより良い波紋を広げられるよう、メンバーや地域としっかり手を取り合い協力し合えるよう活動していきます。どうぞよろしくお願いします。