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一般社団法人 小山青年会議所

更新日:2014年01月06日11:47:38

2014年度理事長基本方針

理事長基本方針

 「明るい豊かな社会」とはどんな社会でしょうか。
今から45年前、高度経済成長期真只中、これから日本が先進国として、経済大国と肩を並べていこうとしている時に小山青年会議所は誕生致しました。諸先輩方は、未来へ希望をもち、その希望を達成する為に目標をたて、地域を変えていこうと最善を尽してきたことでしょう。そしてその行動が現在の小山青年会議所の礎となってきました。この年月には、流通・情報通信等、多種多様な変革がありました。移動交通網の発達により物流利便性が向上し、小売販売から郊外型の大規模販売へ、そしてインターネット普及により自宅に居ながらにして商品を購入することが出来るようになり、情報通信も固定電話による限定された場所から、携帯電話による如何なる場所でも情報交換が出来ようになり、SNS(ソーシャルネットワークサービス)により個人同士だけでなく、グループ同士で即座に情報を共有出来るようになりました。物流にしかり情報通信にしかり、その時代に合う最良の変化をしてきました。約半世紀でこの変化を想像できた方は、数少ないと思います。その中でも時流を感じ、諸先輩方はその時代にあった創造をしてきたことでしょう。
地域人口の変動は、45年前の小山青年会議所のエリア人口は約14万8千人。現在は約21万9千人。人口増加率は約1.48倍と県内でも有数な増加率を誇る地域であります。これも小山周辺は、流通・交通網が県内でも優れているからこそ人口が増加した地域だと言えるでしょう。

 小山青年会議所のエリアは、色々な面で恵まれていると思います。しかし現状のメンバー数は30名前後であります。45年の歴史の中では100名を超える年代もありました。諸先輩方は、その時代の開拓者として、摩擦を恐れず色々な意見を出し合い、経験を積むために色々な場所へ出向し、本人もその経験を共有したメンバーも成長したと聞いています。やはり物事は、30の思考と100の思考ではかなりの違いが生まれます。中身が肝心だという考えもあります。しかし良いアイディアを生み出すためには、さまざまな視点からの意見が必要であると考えます。会員数の減少は、青年会議所しかり、他団体も同じことが言えるでしょう。だからこそ、他団体とより一層の連携を図る必要があると考えます。私は、他の青年会議所との連携はもちろん、他団体との繋がりも大切にしていきたいと考えます。その中でも小山青年会議所は、人と地域のふれあいから、よりよい地域環境を創り上げ、そして新しい時代のパイオニアとして地域社会の発展、活性化のために創造的に提案が出来る団体になる必要があると考えます。

 「明るい豊かな社会」とは、私たちが住む地域が成長し続けるために、「過去を知り、今を観て、未来を考える。そしてその創造を成し遂げるために、最善を尽して行動する。」このような事ができる社会ではないでしょうか。
私は小山青年会議所に入り、色々な経験をさせて頂きました。掛け替えのない仲間と出会い、様々な視点からの意見を出し合い、そして目標を成し遂げる。一人では出来ないと諦めてしまう事が、仲間となら出来ました。そして今まで以上に仲間の大切さを知りました。

 私たちは一人の人間として、個の明確な目標を立て全力で達成していきましょう。そしてその全力の一部の力でもいいので、私たちの活動の為に力を合わせていきましょう。個々の小さな力でも、同じ方向に合わせると大きなエネルギーになります。私はその力の舵取りを1年間精一杯させて頂きます。そして私たちの住む地域のこれからを見据え、メンバーの皆さん共に「明るい豊かな社会」を実現するために一年間考え活動していきます。