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一般社団法人 小山青年会議所

更新日:2011年01月17日12:45:27

2011年度理事長基本方針

理事長基本方針

  今年は小山青年会議所がこの地域に誕生して42年目の年を迎えますが、これまでには多くの諸先輩方がこの地域を『明るい豊かな社会』の実現に向け、熱い情熱をもってJC運動を展開し、そしてその実績はこの地域の発展に多くの軌跡を残してこられました。だからこそ私たちは感謝の意を表すると共に、その志をしっかりと受け継ぎ、責任と誇りを持って次代に繋げる行動を執っていかなくてはなりません。
  私たちは何等かのきっかけで小山青年会議所に入会しました。そして全国各地に仲間を持つ青年会議所が掲げる「明るい豊かな社会を築き上げよう」という志のもと、活動する機会を得ました。ここでもう一度自分の行動を見つめ直し、なぜJCに参加しているのか?を考えてみましょう。各々の求めるものは少しずつ違うかもしれませんが、自分自身が現状に満足することなく更なる自己開発をし、目標に向かって行動できる人間になる、自分を変える勇気を持つことが大事なことではないでしょうか。青年会議所はリーダーを育成する場でもあります。周りの状況を把握し自らが率先して行動する、この意識を常に持つことで個人の資質向上にも繋がり、まちづくりの一助となる可能性を高めることが出来ます。
  今の時代を見据えたとき、様々な不安の要素が各地で起こっています。経済的な問題、環境汚染の進行、子ども達を取り巻く環境。今私たちに出来ること、それは一生懸命JC運動に取り組むことです。各々の事業に取り組むにあたっては、目的意識を明確化すること。それが新しく行う事業であれば、この事業の成果に何が欲しいのか、どういう状況を創りたいのかを。また継続されている事業ならば、なぜこの事業が始まったのか、どんな目的があるのか、どこを受け継ぎどう発展させていくのか、変えるべきところはどの部分でどう変えていくのかを議論し考えた上で計画をたて、成果を得る事を信じて一生懸命に取り組んでいきましょう。
  組織は人が作り上げていくものであり、人が組織を変えるのです。しかし各々がこの時代背景を理由に参加することが無ければこの組織はバラバラとなってしまいます。修練・奉仕・友情のJC三信条のもと個人の資質、参加する意識を高めることは組織強化に繋がり、この組織力をもって事業を展開していくことで、我々の活動が理解され志高い多くの仲間が集まることでしょう。
  先行き不透明な混沌とした今だからこそ、日本にJC運動の灯が燈された時代から繋がる青年としての情熱を、自らの心の中に燃え上がらせましょう。「JC」という組織の中で、Jayceeとして自分の価値観や考え方を真剣に議論しあい、20歳から40歳という人生の中で貴重な時間を費やして精一杯の活動をやることで自らの成長を目指すと共に、まちづくりを行う団体として小山青年会議所メンバー一丸となって、この地域に「夢」や「希望」の種を蒔いていく一年にしていきましょう。